「春休み」を前に、ご家庭での学習のしかたを見直してみましょう。

三連休も2日目。

連休は、いかがお過ごしでしょうか。

 

新年度から、学校が通常どおりに開校しそうな兆しもあり、

まだまだ、予断を許さない状況ではあるものの、春に向けて、少し希望が見えてきてみます。

 

 

それでも、引き続き「春休み」であるお子さまが多いと思います。

 

これまでと変わらず、ご家庭で学習に取り組んでいくことになる方もいるでしょう。

 

学習のリズムなどは、上手くとれていますでしょうか。

 

3月も3週間が終わる頃ですので、

「上手く習慣を継続できているご家庭」と、

「学習が置き去りにされているご家庭」とに、分かれてきているのではないでしょうか。

 

(学校から説明がなされたりするかもしれませんが、)

これまでの学習リズムが上手くとれていないご家庭では、

本来だったら学校が春休みになるタイミングで、

「休校モード」から「春休みモード」へと、気持ちのリセットをして

再始動を促していくことも大切です。

 

また、「自宅学習」だけでなく、

適度な運動や外遊びなども、気持ちを切り替えるためにも取り組んでいってください。

 

外の日差しを受けて、適度な運動をすることで、

気持ちが前向きになって、学習もスムーズに進めていけるようになります。

 

 

「あそぶ」も「まなぶ」も、しっかりと。

 

3月の前半で、日中の活動が制限されることが多かったぶん、

毎日の生活リズムに、ハリがなくなっていた、という方もいらっしゃるかもしれません。

 

「やってはいけない」という自粛ムードに引っ張られて、

「何もできない」と感じることも、あったかもしれません。

 

「やりたいこと」が制限されると、

そのぶん、気持ちが落ち込んでしまいがちです。

 

やっておいた方が良い日常の学習を、しっかりと積み上げていくためにも、

「思いっきり遊ぶ」といった時間も、大切です。

 

 

ポイントになるのは、「遊ぶ時間」と「学習の時間」を、しっかり区別することです。

 

テレビやゲームだって、「やってはいけない」わけではないでしょう。

 

ただし、

「これだけ遊んだんだから、勉強もしっかりやるぞ」

というような意識になるようにしたいものです。

 

あるご家庭では、

「机に向かった時間と同じ時間は、ゲームでもYouTubeでも、何をしても自由。」というルールを作っているそうです。

 

これはこれで、なかなか上手いルールです。

 

お子さまに、時間に対する意識も生まれるため、

将来にわたる時間管理の技術も、同時に身につけていけそうです。

 

 

学習自体が、「やりたくて仕方がない」という状態でないお子さまの場合は、

(そして、実際は、そういったお子さまの方が大半でしょうが)

それでも、「勉強もやっておいた方が便利だよね。」(勉強「しなければならない」ではないことに注意)という意識を共有して、

賢く、学習の時間を作っていけると良いですね。

 

 

桜の花も、咲きだす季節になりました。

 

皆様のご家庭でも、

清々しい気持ちで「春」を過ごすことができることを、願っています。

 

 

ブログでも、引き続き、

学習を進めていくコツとなるポイントなどを、ご紹介していきます。

 

 

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藤田和彦