間違えたこともふくめて、楽しめる。
本日は、アドバンスクラス四ツ谷教室でした。
先週の体験レッスンに引き続きご参加いただいた方、
そして、初めての体験レッスンでのご参加だった方、
集中して、学習に取り組んでくれて、ありがとうございます。
みなさんとお勉強をしていると、
みなさんが、まだ小学生になる前のお子さまたちであることを、
ついつい、忘れてしまいそうになるほどです。
小学生の学習ですから、
今は、「難しい」「わからない」ことがあっても大丈夫です。
これから、どんどん、
「できること」を増やしていきましょうね。
「わからない」「まちがえた!」も楽しめること
今日のお教室で、
学習のサポートをしていて、
「あ、これから、どんどん学力が伸びていくな。」
と確信した、象徴的な出来事がありました。
取り組んだ学習の、答え合わせをしていた時のことです。
一生懸命に書ききった答えの中に、
いくつかの「おしい!」間違いがありました。
さて、そんな時ですが、
お教室で、指導をする際には、
「これは、間違いだよ。」
「(できてなくて)ダメじゃない!」
といったような指摘の仕方は、していません。
その代わりに、
「あ、おしい!」
とか、
「ん?これは……、」
といったようなリアクションをするようにしています。
(この微妙なニュアンスは、文字にすると、ほとんど伝えられていないように感じています。お教室で一緒にお勉強したことがある方には、なんとなくイメージできるかかもしれませんが……。)
そんな時に、
間違いを、自分で発見して、
「あっ!(ここ間違えてるー!)」
と言わんばかりに、ニコニコと笑顔で消しゴムを走らせる子がいます。
(これも、また文字では伝わりづらい表現ではありますが、ちょっとした珍回答(?)をした、一刻前の自分すら軽く笑いとばせる、そんな風にすら見えます。)
こうしたリアクションをするお子さま、
つまり、「間違い」すらも、勉強の「おもしろさ」と認識できるお子さまは、
どんどん、学力を高めていくことができます。
すでに小学生になっている、アドバンスクラスの生徒の子の中にも、
そうした姿勢で学習と向き合っている子がいます。
目の前の問題を、
(ひっかけ問題となっている要素や、難しい部分なども含めて)「面白いなぁ!」と思いながら取り組むことができる子は、
実際に、どんどん学力を積み上げていっています。
学力を伸ばす秘訣は、いかに「前向きに間違える」か
学びが深まる機会というのは、
「間違えた!」という瞬間の中にこそ、隠されているようです。
そのように考えたら、
学力を伸ばす秘訣は、
「いかに、たくさん間違えるか」
ということだとも言えるでしょう。
間違えたところを振り返って、
「ここは、こうしたら良かったのか」と、理解に変えていけばいくほど、
どんどん、学びが深まっていきます。
その時に、
間違いを「つらいもの」と捉えているか、
間違いも「成長のもと」と捉えているかで、
間違えるような難しい問題に、どれだけ積極的に取り組めるか、が変わってくるはずです。
学習をしているときに、
たびたび経験する「間違える」ということを、
前向きな経験として積み上げていく。
そんなことを意識しながら、
ご家庭での学習にも取り組んでみてください。
けっして、
無茶な難易度の問題に、やたらと取り組むことが効果的というわけではないでしょうが、
少し「骨がある」問題にも、
どんどん、楽しみながら取り組んでいきましょう。
四ツ谷教室のみなさんも、
年末年始の期間、ぜひ、お渡しした宿題教材に取り組んでいってください。
そして、
1月10日のお教室で、また、一緒に楽しく勉強していきましょう。
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