高学年になったら、自分で勉強の計画を立てる。

さて、明日は四ツ谷アドバンスクラスです。

 

週の真ん中のアドバンスクラスが、

個人的にも、週末に向けて良いリズムを作ってくれているように感じています。

 

水曜日の夕方は、

平日も折り返しで、だんだん週末が見えてくるタイミング。

 

ここで、集中して学習に取り組むことができたら、

その流れで、木曜・金曜と、順調に学習を進めることができるかも、しれません。

 

明日の四ツ谷アドバンスクラスも、

新しい学びや発見をして、

「ひとつ、力をつけられたな!」と実感できるような時間を、目指しましょう。

 

 

小学生も高学年になったら、「自分で学習の計画を立てる」

 

アドバンスクラスでは、

週1回、あるいは隔週での授業で、

残りの日は、ご自宅で宿題教材に取り組んでいただくことになっています。

 

低学年のうちは、

お渡しした宿題教材をもとに、

日々の学習計画を、お母さまやお父さまの力も借りながら、組み立てていくことになります。

 

まずは、計画どおりに、

毎日、コンスタントに(自宅で)学習する

という習慣を身につけることが大切だからです。

 

 

毎日の学習習慣を身につけることができたら、

その学習計画を、自分で立てることが、できるようになってきます。

 

(具体的には、「わり算」の立式と計算ができるようになったら、自力で学習計画を立てることも容易になるでしょう。)

「立てた計画通りに学習できるか」という点も含めて、

小学校の高学年にもなれば、自分で、学習計画を立てて、ご家庭での学習を進めていけるようにしたいところです。

 

 

これは、たとえば中学受験に取り組む上でも、非常に重要です。

 

なぜならば、

すべての学習計画を、お家の方に立ててもらって、

計画通りに学習することも、お父さまやお母さまの声かけによって実現してきたお子さまは、

 

いざ、希望の中学に進学したとしても、

中学進学後に、自律的に学習をすることが、できないため、

学習上でのつまづきを、自ら克服することができなくなるからです。

 

(多くの受験生が、受験の前の2年、3年を、学習塾に通うこととご家庭のサポートで学習リズムを作ろうとしますが、

中学入学後も、同じ頻度で学習塾に通い続けることをしない限り、学習量は相対的に落ちます。

人によっては、「目に見えて」学習量が減ります。

本来なら、中学進学後の方が、必要な学習量が増えるはずのところ、実際の学習量は逆に減るわけですから、

その結果どうなるか、というのは、推して知るべしです。)

 

 

中学受験を考えているお子さまも、

受験は考えていないお子さまも、

「小学生のうちに、自分だけの力で学習のリズムを作る」ことができるようにすることは、

その後の学習を考えても、重要なことのように思います。

 

 

アドバンスクラスの生徒の皆さんは、まだ低学年の子が大半ですが、

ご自宅での学習の習慣がついてきたら、

徐々に、「自分で学習の計画を立てること」にも、チャレンジしてみてください。

 

そうすることで、どんどん、進んで学習する環境が、整っていきます

 

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藤田和彦