「オンライン学習」も効果的に受け取っていけるように、ご自宅の学習環境を整えましょう。
明日は、四ツ谷アドバンスクラスです。
大型連休も明け、久しぶりの四ツ谷アドバンスクラス。
久しぶりのお教室で、この休校期間で学ぶ力がどのくらいアップしているか、
今から楽しみです。
小学校でも、学校の再開に向けての動きが出てきました。
学校から宿題が追加されたり、
オンラインでのホームルームが実施されたりと、
子どもたちの学びを進めるための「次の一手」が打たれていっています。
特に、オンラインを使った学びの機会の提供は、
課題やハードルもあるでしょうが、
学びのための、「ひとつの選択肢」として、
今後、ますます活発になっていくことでしょう。
ただ、いくらオンラインでの学びの機会が増えていったとしても、
根本にある「学びへの動機づけ」や「学習体験」ができるかどうか、が大切になるでしょう。
飲食店に食事をしに行きづらい今、飲食店がご自宅向けの食材セットを販売してくれれば、
「名店の味を、ご自宅で味わうことができる」ことができるかもしれません。
ただし、そのためには、「味」以外の要素を、いかにご自宅で整えていくかが重要です。
(それが、ただ栄養素を摂取するという目的だけの「食事」であった場合、お店と同じ「美味しさ」を感じることは、難しいかもしれません。)
学習のオンライン化においても、同じことが言えるでしょう。
「教室」という(ある意味)統制の取れた環境下で、
「学び」に意識を集中させた状態で、
クラスメイトからの刺激も受け取れる状態で行う学びと、
自宅に居ながらにして、オンライン授業から受け取る学びでは、
受け取る価値に、違いが出てくる可能性があります。
そうだとしても、
オンライン学習の機会が、今後より広がっていくことは、
少しでも、子どもたちの学びにとっては有益でしょう。
もし、オンライン学習の機会が増えていくのだとしたら、
その際に必要なのは、
お教室でも、
オンラインでも、
そもそも自学自習であっても、
時と場所と手段を選ばず、学びを積み重ねていけるだけの「学びの足腰(スタンス)」を整えていくことです。
画面の向こうからの、
時に少しタイムラグがある授業であっても、
学ぶことへの興味を絶やさず、「前のめり」に学習に取り組むことが大切だと思います。
そのためには、
日常から、ご自宅でも「学ぶ」ことが普通になっていること。
ご自宅が「遊ぶ」場や「くつろぐ」場所であるだけでなく(もちろん、これらの2つは必要です)、
「学ぶ」場所としても機能しているかどうか、がポイントです。
「学習」は学校や塾だけ、
図書館や自習室だけでやるもの、という感覚のご家庭にとっては、
「オンライン授業」は、ある種の「カルチャーショック」かもしれません。
ご自宅にも「学ぶ時間」や「学ぶ場所」があることが、
ご家庭の「常識」となっているなら、
オンライン学習の機会も広がることは、有益な学びの機会の拡大になるかもしれません。
もちろん、オンライン授業を実施していく側にとっても、
生徒の反応に意識を払いながら、いかに双方向での学習を企画していけるか、がオンライン授業のポイントになりそうです。
(35人規模に向けて実施するオンライン授業となると、さらなる工夫が必要になりそうです。)
オンライン教育の課題は、いくつかあるかもしれませんが、
お子さまたちの学びが、1歩でも2歩でも、進めていけるための学習を、追求していきたいものです。
5月も折り返しが見えてきましたが、
ぜひ、ご自宅でも、
少しずつ、学びを進めていってみてください。
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