休校期間中、最優先で守れるようにしたいこと。
小学生のみなさん、
学校からの課題は、順調に進んでいるでしょうか。
ゴールデンウィーク明けから、学校が再開するということを想定すると、
いま、学校と同じ時間割で学習を進めていくのが理想的です。
とはいえ、
「家にいたら、そんなにみっちり勉強なんてできない。」という子もいるかもしれません。
そんな子にも、「これだけは」という、
休校期間に押さえておいてほしいことがあります。
休校期間でも、「これだけは」。
いま、最低限これだけは整えておきたいこと、
それは、
「朝の起床時間」です。
平日のスケジュール通りの起床から、朝をスタートする。
たとえば、
これまで、学校にいく時には6時半に起きていたとします。
もし、そうであれば、
「6時半の起床」を、休校中の今も維持していくことが大切です。
なぜなら、
いざ、学校が再開した時に、
「朝起きれない」
あるいは、
「朝の目覚めが悪い」
ということが、
午前中の学習リズムに影響するからです。
朝、スッキリ起きられないと、
↓
午前中の、授業に集中できなくなります。
↓
すると、授業での学習効率が、低下します。
↓
結果的に、勉強の内容が「わからない」となってしまいかねません。
学校にいっても、授業に身が入らず、勉強が苦手になっていくと、
↓
時間が経つにつれて、その「苦手」はさらに拡大するでしょうし、
↓
場合によっては、それが学校に行きたくなくなる原因の一つにもなりかねません。
学校に行かずに、効果的に学習を積み上げていけるかどうか、については、
今の、休校期間の状況で、判断できるはずです。
(もちろん、休校期間こそ、日中を効果的に活用できている子もいます。)
いつから、学校が再開できるかは、まだ判然としていませんが、
いずれにせよ、来たる学校の再開に向けて、
「朝の生活リズム」は、最優先で整えておく必要があります。
「朝起きられない」最大の理由。
もし、休校中のお子さまが朝起きられないとしたら、
その最大の原因は、
「就寝時間が遅い」ということです。
もちろん、個人差はあるでしょうが、小学生のお子様なら、
睡眠時間は9時間は確保しておきたいところです。
あるいは、
朝、起きたい時間に目が覚めないのであれば、
起きたい時間に目がさめる時間には、就寝をするように心がける必要があります。
翌日の朝に予定が入っていないと、
ついつい、「夜ふかしをしてもいいや」という気になりがちですが、
それを続けると、徐々に、朝が遅くなっていきます。
(一説には、人間の体内時計は1日25時間ほど、とも言われているので、好きな時間に寝て、好きな時間に起きる、という生活をしていった場合、1日で1時間ずつ起床時間が遅れていく可能性すらある、ということなのです。)
そうならないためには、
朝、決まった時間に起きて体内時計をリセット(日の光を浴びることで体内時計がリセットされる、と言われています)することが必要です。
また、そのためにも、
夜は、決まった時間に就寝をするようにしたいものです。
どれだけ、ゲームやテレビ、YouTubeにハマっていたとしても、
読み進めたい本があったとしても、
夜はしっかりと寝る、ということを心がけてください。
充分な睡眠時間をとることで、
免疫力も高まり、健康な毎日を維持することも可能です。
まずは、毎日の就寝と起床のリズムを整えて、
その上で、定期的な学習を習慣化させていきましょう。
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