基礎は、繰り返し、繰り返し。

今日も四ツ谷アドバンスクラスありがとうございます。

 

今日は、90分「ほぼ休憩なし」で、学習に取り組みました。

 

極め付けは、

18時の時報が鳴りだしてからの「見なおし、もう1枚」

 

集中して、学習に取り組むことで、

どんどん、できるレベルも上がっていくことを、実感しています。

 

 

計算問題は「時間を意識」する。

 

計算練習帳のプリントは、

ダラダラ取り組んでいても、効果は薄いです。

 

学力を伸ばす秘訣は、

同じ問題集を、2巡、3巡、…、と、繰り返し取り組むことですが、

 

その時に大切なのが、

「何分で解き切れるか」を計ることです。

 

1回目より、2回目、

2回目より、3回目に、

 

短時間で、全問を答え終わることを、目指します。

 

もちろん、

正答率を維持、向上させていくことも、同時並行で意識して取り組みます。

 

 

同じ問題集を繰り返しやることに、

「もう、それ前にできたやつだよ。」

と思う子もいるかもしれませんが、

 

「できた」のレベルは、

ただ問題を解き終えるだけじゃないんだよ、

ということを、

ぜひ、共有していきたいです。

 

 

進級式で、圧倒的な先取りをすることも、もちろんアリ、ですが、

学年相当の問題における計算力も、鍛えておくことが、より重要です。

 

むしろ、

学年相当の盤石な学力の上に

先取り式の学習を積み重ねていく感覚の方が、正しいです。

 

なぜなら、例えば小学校2年生で、4年生の算数の問題が「そこそこ解けた」からといって、

それが、学校での学習やテストで成果を出すかは、また別問題だからです。

 

2年生なら、2年生の学習範囲において、まず確実に得点することが大切ですし、

4年生の範囲については、4年生になった時に完全にマスターしていれば、「オッケー」となります。

 

もちろん、学習は毎年の繰り返しの中で積み上がっていくものですから、

4年生の学習を明確に理解できている時には、2年生の問題は、「確実にできる」状態のはずです。

 

もし、現在の学年の学習内容に、少し不安なところがあるようでしたら、

「先取り」を進める前に、もう少し、固めるべき基礎があるのかもしれません。

 

 

ローマは1日にしてならず。

 

学習は、ひととおり問題集をやり終えたから、100%身に付く、というものではなく、

それこそ、繰り返し、繰り返しやる中で、

じわじわ、じわじわ、と、力が身についていくものです。

 

「たった○日で完成!」

といった謳い文句があったとしたら、それは魅力的かもしれませんが、

 

完成しているのは、表面だけのハリボテで、

じつは、「砂上の楼閣」かもしれません。

 

(もちろん、その短期間の成果が、学習に向かう姿勢を変える「きっかけ」になったとすれば、それも一つの「成功法則」なのですが。)

 

 

実際の学力というのは、

地道な積み重ねの繰り返しで、身についていくものです。

 

派手さはなくても、それが、一番の近道です。

 

それは、学習に限らず、

スポーツの技術についても、

ダイエットなんかにおいても、

等しく、言えることなのかもしれません。

 

 

ぜひ、ご自宅での学習も、

「繰り返し」「繰り返し」で、

 

その中で、

「過去の自分超え」を、たくさん記録し、経験していってください。

 

気がついた時には、

驚くべき力が、身についているはずです。

 

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藤田和彦