夏休み前の今から、「夏休みの計画」実行の練習をしておきましょう。
夏本番、1学期も、もうあと少しです。
本日、公園で「初蝉の声」を聞きました。
いよいよ、暑い夏の本番がくる、
そんな感覚です。
気がつけば、7月も1週間が終わり、
そろそろ「夏休み」の足音も聞こえてくる頃ですね。
都内は、再三再四の「緊急事態宣言」で、
夏休み中も、存分に外出できるかと言われると、そうではないかもしれませんが、
そのような限られた環境の中でも、
「どう楽しめるか」を、考えていきたいものです。
そして、夏休みも近づく今、
「1学期中に、やり切りたいこと」を決めて、取り組んでみるのも良いでしょう。
長期休暇となる夏休み。
でも、
「夏休みになってから〇〇しよう」という努力目標と立てた場合、
夏休みになってからの「一発本番」は、ちょっぴりリスキーでもあります。
序盤から「計画倒れ」になった場合、リカバリーが難しいからです。
夏休みに入る前から、夏休みの「助走」をつけておくことが有効です。
今のうちから、少しずつ、「夏休みの計画」と、
計画を実行できるような「練習」をしておきましょう。
例えば、
「夏休みは、毎日朝の1時間学習。」などと決めたとします。
普段は、学校で勉強をしているわけですから、
夏休みは、その代わりに自宅で学習、という計画です。
ですが、こういった計画は、
慣れていないと、なかなかうまくいかないことが多いです。
なぜならば、
「(半強制的に)学校に行くことで始まる勉強」と、
「自分の意思で机に向かって取り組む勉強」では、
取り掛かりの「きっかけ」が大きく異なるからです。
毎朝の家庭学習の習慣ができていれば、
その流れから、朝の家庭学習を進めることには、そこまで無理もないかもしれません。
むしろ、自宅での過ごし方の「スタンダード」ですから、午前中に学習に取り組むことは、「いたって自然」なことでしょう。
ですが、反対に、
ご家庭での朝学習の習慣がゼロの人は、
夏休みになったら、それが突然うまくいく、ということはありません。
むしろ、最初の数日は、高めのテンションでうまく行くかもしれませんが、
徐々に、その空気はトーンダウンし、1週間もすれば風化してしまっている、というのがオチです。
そうならないためにも、
夏休みの家庭学習の習慣をつけるためには、
今のうちから「練習」をしておくことです。
例えば、
「毎朝、5分だけでも勉強してから学校に行く」
といったことをするだけでも、大きな違いがあります。
万が一、うまくいかなかったとしても、
その「改善策」を考えられている状態で、夏休みをスタートできます。
この「経験」があるかないかは、とても大きいです。
ぜひ、夏休み前に、
夏休みの計画を見据えた「習慣づくり」をスタートさせてみてください。
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