学習に取り組むことを「決める」のは、自分自身。
本日は、高田馬場教室でのアドバンスクラスでした。
元気な表情の皆さんと、
年始の授業をスタートできて、たいへん嬉しく思っております。
休憩時間も、
それぞれが、残りの学習内容について目的意識を持って、
フライング気味に学習をスタートをした子もいましたね。
お教室で、学校で、
あるいはご家庭で、
学習に取り掛かるタイミングについては、
「指示されてから取り掛かる場合」
と
「自分から取り掛かる場合」
の2通りがありますが、
お教室での授業を通しても目指しているのは、
その後者のスタイルを身につけていくことです。
なぜならば、
言われてから、命じられてから、強制されてから学習に取り組むことが「スタンダード」になっているうちは、
自学自習のスタイルの確立は、なしえないからです。
「自分で、決めて取り組む。」
この姿勢を、
低学年時から身につけていくことが大切です。
そうしないと、
「お父さんから、お母さんから、先生から言われない限り、勉強に取り組めない」ようになってしまうからです。
小学生の場合、
「中学受験がゴール」
と思って、お子さまに関わる人(それは、ご両親であったり、塾などの先生であったり)もいることでしょう。
(大学受験まで、あるいはそれ以降まで、つきっきりで学習に関わろうとする方のほうが、むしろめずらしいかもしれません。)
ですが、大切なのは、
自分が関わった時点での「ゴール」ではなく、
「子どもが自分の手から離れた後に、どれだけのことができる状態を作っていくか」
ではないか、と考えています。
ですから、
例えば、学習について前向きになれない生徒がいた場合、
「(勉強を)やってみよう」
とは言ったとしても、
そこには、あくまでも本人による「意思決定」が可能な程度の提案しかしないように、心がけています。
(私たちの役割は、お子さまを机に縛り付けて勉強させることではないからです。)
今日の、お教室の生徒のみなさんも、
自分から学習に取り組むことを、「当たり前のように」やることができるようになってきているな、と感じています。
(もちろん、最初から必ずしも全員がそのようにできるわけでは、ありませんでした。)
そして、
お子さまたちが、そのように自ら学習に取り組む姿勢を身につけていけているのも、
お教室の力、というよりは、
ご家庭で継続的に、宿題に取り組むことをサポートしてくださっている、
お母さま、お父さまのお力あってのことだと、感じています。
来週は「発展クラス」、そして再来週が、次回のアドバンスクラスです。
ご自宅でも、
お渡ししている宿題を活用して、
どんどん、「自分で決めて」学習を進めていってください。
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