2022年度の最終日も、もうあと少しとなってまいりました。

　

「年度終わり」というのは、

学校の先生や、小学生の皆さんにとっては、

「年末」よりも大きな意味を持つ、節目のタイミングではないでしょうか。

　

　

進学をする年長さんは、明日から、いよいよ「小学生」です。

節目のタイミングに、ご家族でお祝いをされた人もいるかもしれません。

　

そして、小学校１年生から５年生のみなさんは、

明日から、ひとつ学年が上にあがります。

　

春休みが明けたら、

新しいクラスとなる人もいるでしょうし、

新しい教室、新しい先生のもと、学習をする、ということも多いでしょう。

　

まだ、次の学年になる実感は湧かないかもしれませんが、

また少しだけ、お兄さん・お姉さんになったことを意識しつつ、

どんどん、新しいことにもチャレンジしていきましょう。

　

　

今年度のアドバンスクラスの中でも、特に嬉しかった出来事がありました。

　

それは、アドバンスクラスに通う１年生のお母さまから、

「学校で取り組んだ作文に、藤田先生のことを書いたようです。」

というご報告をいただいたことです。

　

小学校の「作文の学しゅう」の授業で、

「心に残っている人」について書く授業があったそうです。

　

その際に、アドバンスクラスでのお教室の様子などを、作文に書いてくれた、ということでした。

　

　

せっかくなので、ということで、

その作文をお教室にお持ちいただくよう、お願いしました。

　

　

そして、実際の作文を見せていただき、

お教室での学習の時間が、価値ある時間になっていたのだ、ということを感じ、

とても、嬉しい気持ちになりました。

　

　

このことを、ブログにて紹介させていただくにあたり、作文の掲載の確認をしたところ、

生徒ご本人からも、「そのまま載せても大丈夫！」とのお返事をいただきました。

　

……が、氏名と学校名については伏せた上で、

共有していただいた作文(ほぼ原文)を紹介します。

400字詰めの原稿用紙に、ていねいな字で書いてくれました。

　

　

まず、「心に残っている人」というテーマで、私のことを思い浮かべていただけたことについては、感謝しかありません。

　

こういった作文は、「書いてください」と頼んだところで、書いてもらえることではないものです。

　

それだけ、お教室でのお勉強が、有意義な時間であったのだということを知ることができて、

私としても、指導者冥利に尽きます。

　

　

心温まるお教室という理想をカタチに

　

ちなみに、この「作文の学しゅう」において、

作文を書くにあたって事前に取り組んだ、構成を考えるためのワークシートについても共有していただきました。

以下が、そのワークシートの抜粋です。

　

「心が温まる自学自習型教室」というのも、なかなか存在しないと思いますが、

これは、私としては、「心の中でガッツポーズ」のフレーズでした。

　

なぜなら、この点に関しては、私の「ねらい通り」であったからです。

　

　

・お勉強がうまくいかなくて、悔しい。

・分からなかった問題が解けるようになって、嬉しい。

　

こうした、学習に取り組む上での「感情面の動き」を、

時に淡々と取り組む基礎学習の中でも、大切にしてきました。

　

それは、

「勉強(する時間)が好きになってほしい」という願いからくるものでした。

　

そんな願いが、

月２回ずつのアドバンスクラスの授業の中でも届いていれば、

これほど、嬉しいことはありません。

　

　

作文を共有してくださったお母さまにも、感謝の気持ちでいっぱいです。

取らせていただいたコピーは、皆様からいただくお手紙と一緒に、大切に保管させていただきます。

　

　

新年度からも、「心温まるお教室」を追求していきます。

　

ただ、お勉強が得意になるだけでなく、

お勉強を通じて、「心」も強くしていけるような、

そんな時間を、集まる皆さんと共有していきたいです。

　

新年度、早速２日から、年度はじめのアドバンスクラスが予定されています。

　

ひとつ、学年が上がった皆さんとのお勉強の時間を、楽しみにしています。