発展問題の理解に必要な土台は、やはり「国語力」です。
昨日は、5月初旬とは思えない暑さの1日でした。
昨日のアドバンスクラスの教室内は、
冷房を軽く効かせた室内で、集中して学習に取り組むことができましたが、
外は、夏が近づいてくることを感じさせる気温でした。
お教室から帰宅をする夕刻になってからも、
あわや熱中症になりかけるような暑さでした。
これからの季節、
暑さ対策は必須ですね。
昨年度は、「夏のマスク問題」が話題にも上がっていましたが、
さて、今年の夏はどうなるのでしょうか。
やはり、食事と適度な水分補給、そして充分な睡眠が、大切であることは変わりません。
暑くなってくるこれからの季節も、
健康第一で、有意義な夏を迎えていきましょう。
アドバンスクラスの学年の「幅」が広がって、指導者側としても刺激的なお教室となってきています。
高田馬場教室からスタートしたアドバンスクラスも、4年目を迎え、
お教室には、小学1年生だけでなく、
2年生、3年生、4年生、
さらには中学生も同じ空間で学ぶ機会が出てきています。
もちろん、学習内容は、それぞれが異なる内容ですが、
(同学年であっても、それぞれの学習進度は変化していきます。)
だからこそ、異学年間の学習内容に、刺激を受けることも多いのではないかと思います。
それは、指導する側にとっても同じです。
小学生の中・高学年の「発展問題」などについては、
刺激的な問題も出てきます。
特に、発展問題を発展問題たらしめているのが、
その「問題文の理解」をするところにあります。
(国語の話ではなく、全教科に共通することです。)
問題文の中の、必要な情報を押さえていかなければ、問題を解くことができませんから、
「一瞥して、解法と解答がわかる」というわけでも、なくなってきます。
大人にとっても、真剣に取り組む必要がある問題ですから、
小学生にとっては、なおのことです。
問題文に示されている複雑な条件を、
読んで、理解していくことが必要となりますから、
やはり、各教科の理解やテストの解答においては、
「国語力」が必須である、ということになります。
ここでいう「国語力」とは、
指示語や接続語から全体の文章構成を読み解いたり、
登場人物の心情理解をするような、「文章読解」とは少し違いますが、
文章をスラスラと読み、
書いてある内容を、頭の中で整理する力のことをさしています。
普段から、
新しい情報を読み、理解をしていく機会を作っていくことが大切です。
それは、
「机に向かった問題演習」という形式でなくとも、
普段の読書によって、取り組むこともできるでしょう。
学習の土台となる「読む」機会を、ご家庭でも、作ってみてください。
オススメなのは、
ご家族での「読書タイム」を決める、ということです。
テレビを消し、
流行りのミュージックを止め、
各々が、興味のある本を選んで、読書をするようにします。
(他の音声が入ることは、読んでいるものの内容を理解することの妨げになるからです。)
すると、「本を読む」ということが、
ご家庭の中での、「当たり前」になります。
ぜひ、「読む」ことを、無理なくできるような習慣を作っていきましょう。
学習においても、ストレスが少なくなるはずです。
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