算数の「途中式」の書き方、どうしてますか?

梅雨ですね。

 

毎日、雨がちな天気です。

 

個人的な、雨降りで困ることの2トップは、

・足元や荷物が濡れてしまうこと

・洗濯物が干せないこと

なのですが、

 

こうして雨が降ることで、

美味しい料理が食べられることにもなるはず、

と考えて、

梅雨どきをやり過ごしています。

 

 

 

さて、今日お伝えするのは、算数の問題に取り組むときの「途中式」についてです。

 

算数の計算問題や、あるいは文章題を解く際に、

「途中式」を書くことがあることでしょう。

 

または、式の計算をする際に、

「筆算」を使って、計算を進めることがあるかもしれません。

 

 

テストによっては「計算用紙」のために使う白紙のページがあったり、

 

あるいは、計算用紙のページが無かったとしても、

代わりに、問題ごとに余白を設けてあったりします。

 

 

そんな「計算スペース」を使った計算についてですが、

皆さんは、どのように使用しているでしょうか。

 

 

この、「余白」の使い方が、

算数のテストでコンスタントに高得点を取れるようにしていく上で、地味に大切です。

 

 

どのように使えば良いか、

結論からお伝えします。

 

計算用紙の「余白」は、

計算の過程がわかるように、順番に、丁寧に使用するのが「鉄則」です。

 

 

余白に書く筆算が、

桁がズレて書かれていたり、

数字のサイズがバラバラで桁ズレを起こしていたりすると、

容易に計算ミスにつながります

(この手のケアレスミス、結論を焦るせっかちな子に多い印象です。)

 

また、

計算スペースが乱雑だと、

一通りの問題を解き終わった時の「みなおし」の際に、

自分が、どのように計算を進めてきたかがわかりづらく、みなおしを進めるのに苦労します。

 

 

みなおしがしづらい計算の進め方として、

例えば、

9−2=7

7×5=35

と順番に計算をするところを、

 

9−2=7×5=35

というふうに、計算を継ぎ足して進めているような例も挙げられます。

 

この例は、「等式」の意味からしても、完全に誤りになってしまいます。

 

ふたつの計算をする際に、2回出てくる「7」を書くのを1回省略している、ということなのでしょうが、

これは、絶対にやらない方がいいです。

 

計算の結果に、さらに計算をしていいのは、筆算で計算をするときなら良いです。

 

 9

− 2

ーーーー

 7

× 5

ーーーー

35

 

こういう書き方は、しても大丈夫です。

 

 

計算を正確に行うほか、

見直しをスムーズに行う上でも、

「計算用紙の使い方」は重要です。

 

 

普段の学習から、

「丁寧に計算式を書く」ということを意識して取り組んでいきましょう。

 

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