2023年の目標達成を「環境」からつくっていきましょう。

2023年、始まりました。

 

2023年の元日は、いかがお過ごしでしたでしょうか。

 

元日は、お仕事や学校もなく、1日ゆっくりと過ごせた、という人も多いことでしょう。

 

 

ただ、そんな1日でも、終わってしまえば、今年の365分の1が終わった、ということになります。

2023年も、すでに着実に時が過ぎていっているのです。

 

元日といえど、

いや元日だからこそ、

それは今年を創るための大切な1日です。

 

 

今年も、「1年の計は元旦にあり」ということで、

今年1年の計画を、じっくりと立てていました。

 

 

自身の昨年までを振り返って、

うまくいかなかったことについて考えると、

そこには、そもそもの無理や無茶があったことがわかりました。

 

そして、足りていなかったのは、

習慣化のための「仕組みづくり」だった、ということもわかりました。

 

 

例えば、「毎日、自宅でこれだけ学習しよう」と考えたとしても、

・そのために必要な時間が確保できていなかったり、

他のことに時間を費やしてしまったり、

ということは、よくあることです。

 

目標を立てて終わりにするだけでなく、

そのために必要な時間や場所を確保し、

障害となるようなものを無くしていく、

ということが大切です。

 

 

もし、毎朝、15分間の勉強をしてから学校に行く、

と決めたとして、

その時に、たとえば朝のテレビニュースが流れていたとしたら、

集中して学習するのも、なかなか難しいでしょう。

 

こういった、周囲の環境設定も含めて、毎日の学習習慣を確立していくことが必要です。

 

 

これからの1年に向けて、希望や期待が高まる元日だからこそ、

「これだと上手くいかないかもしれない」という慎重な考え方も必要なのかもしれません。

 

 

ご家庭での学習習慣を身につける上では、

学習する場所(勉強机やダイニングテーブル)を決める

・その周辺に、手が届く範囲に学習教材を配置する

・反対に、学習の妨げとなるものは学習環境から遠ざける

・学習の時間帯を決める(たとえば、「朝の15分」「帰宅後の30分」など)

・「学習>遊び」といった優先順位を決める(例えば、「練習帳○ページをやってから遊ぶようにする」など)

といったことが大切です。

 

 

すでに、学習習慣ができている、という皆さんの中には、

今年、新しいお勉強に取り組もうと考えられている人もいるかもしれません。

(たとえば「漢字検定の○級に合格する」など)

 

そうした場合も、

その新しいお勉強について、同様に環境設定をしていくことが重要です。

 

ここの環境づくりがうまく整えられるようになれば、

新しい目標設定をした際に、どんどん応用ができるようになります。

これは、学校のお勉強だけに限らない「生きる力」とも言えるかもしれません。

 

学習習慣を身につける過程で、そうした「目標達成」のためのスキルを身につけていけると考えると、

日々の勉強には、テストの点だけにとどまらない価値がある、ということになります。

 

 

ぜひ、無理なく、進んで学習に取り組めるための「工夫」をしていきましょう。

 

 

アドバンスクラスも、今年1年、

生徒の皆さんと一緒に、前向きに学習を進めていける「環境づくり」を追求していきます。

 

アドバンスクラス生の皆さん、

今年も、1年間よろしくお願いします。

たくさん遊び、そしてたくさん学ぶ1年としてまいりましょう。

 

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藤田和彦