「楽しいからできる」のか、「できるから楽しい」のか。
夜も更けてきました。
夜遅くになると、いろいろなことを考えたりもします。
夜中の思索というのは、
その半分が、いつの間にか忘れ去られてしまったり、
その時、「世紀の大発見」のように感じたはずなのに、
朝になったら、その輝きが色あせていたり。
そんな、夜の考えをつらつらと文字に起こしているばかりですので、
当たり前のようなことを、ただ書く、というだけの本日のブログです。
どうぞ、お時間のある時にでもご笑覧ください。
「できるから楽しい」のか「楽しいからできる」のか。
「好きこそものの上手なれ」という言葉があります。
つまり、楽しい(好き)が積み重なって、物事が継続して、力になっていく、というこの流れは真実でしょう。
ですが、それを「楽しい」あるいは「好きだ」と思うのは、
「できた」という喜びや感動があるからこそなのではないでしょうか。
「できない」よりも「できる」ものの方が、
より楽しく、好きになっていくようにも思います。
この「卵が先か、鶏が先か」論争のようなテーマについて、考えました。
考えた結果、
「楽しい」の要素の中には、「できた!」が入っているのではないか、という結論に至りました。
おそらく、
「できた!」という瞬間には、
脳内の「報酬系」が大きく働いているのでしょう。
ですから、物事の継続のためには、
最初に、この「できた」の瞬間を、どれだけ経験しておけるかが、鍵のようです。
ここから考えると、
「学習の習慣を定着させる鍵」というのは、
今の学力に対して、「わずかにレベルが低い課題」に、多く取り組むことにあるのです。
実際に、
アドバンスクラスにおいて出している「宿題」は、
お教室で取り組む「サポートありの」学習教材よりも、わずかに前のレベルの教材を出していることが多いです。
それが、家庭学習をうまく継続させるベストバランスであるということが、教室運営の過程でわかってきました。
先取り、先取り、ハイレベル問題、
も、時には必要です。
アドバンスクラスのお子さまも、学校の進度の先を進めて学習を積み重ねていっている生徒が多いです。
ですが、
本人の学力をもうワンランク上げるための学習は、
第三者が、「次のワンステップ」を見極めて、適切にサポートをする声かけが重要です。
お子さまが単独で取り組める「自学自習」においては、
簡単すぎず、かつスムーズにできるレベルの問題を、
リズムよく解いていく、ということが大切です。
その「できる」の感触が、
学童期の「勉強が楽しい」を、大きく後押ししてくれるでしょう。
ご家庭での学習でも、
ぜひ、「できる」や「できた!」の感触を、たくさん味わっていってほしいなと、思っています。
学童型 学習教室「四ツ谷アドバンスクラス」説明会
日時:2/2(日) 13:30〜15:00
会場:そろばんToz四ツ谷(新宿区三栄町25)
参加費:無料
新たに、四ツ谷にオープンする学童教室、四ツ谷アドバンスクラスについて、保護者の方に向けた説明会を開催いたします。
当日は、学童教室の説明とあわせて、小学生の低学年までに身につけておきたい学習の習慣を作るコツや、日常学習についての質疑応答などの時間も設けております。
お菓子をめしあがりながら、お子さまの教育について、ざっくばらんにお話いただける会です。
お子さま連れのご参加も可能ですので、お誘い合わせの上、お気軽にお越しください。
四ツ谷アドバンスクラス、説明会のお申し込みはこちらから、
必要事項をご入力の上、お申し込みください。
来年度の放課後について考えている、みなさまのご参加をお待ちしております。
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