理科社会の学習が、「やったらやった分だけ」となるために、まずは、算数・国語の基礎がためを。
夕方から、一気に冷え込んだ中での「四ツ谷アドバンスクラス」でした。
今日は、日中は、春のポカポカ陽気で、
「さすが、暦の上では春!」
などと思っていましたが、
夕方から、放射冷却で、一気に冷え込みました。
やはり、冬の寒さだなあ、
などと思いつつ、
それでも、夕方からの四ツ谷アドバンスクラスは、
寒さに負けない、ホットな時間を過ごしました。
理社の学習は、国語・算数のベースの上に、どんどん積み重ねていける。
ついに、宿題の「見直し」がスムーズに終わるようになってきたA君。
本日は、本人の希望も聞きながら、
「理科の学習」に取り組みました。
「知っているか、知らないか」の差が大きい理科(と社会)の学習。
「知識」である以上、ある意味「記憶」の要素もありますが、
「覚えられない」ということではなく、
「覚えよう」という意識になれるかどうか、であるところの方が大きいです。
特に、小学生の頃は、(成人してからと比べても)記憶する力も優れているので、
学んだことがらを、知識として、いくらでも吸収していくことができます。
興味・関心を持って学習項目に触れていけば、
どんどん、知識を身につけていくことが可能です。
そのように考えると、
学習時間(学習量)に応じて、
テストでのパフォーマンスが向上していきやすいのが、
理科(と社会)の学習です。
国語、算数に関しては、
基礎の力をある程度つけていった後に、
ようやく成果が目に見えてくるようになりますから、
「やったらやった分だけ」
とはなりづらいです。
目に見えた結果が出るまでは、
ある程度の期間、(結果に一喜一憂せず)粘り強く学習を継続していくことが必要です。
だからこそ、
まずは、マスターに時間がかかる「国語」「算数」の学習から優先的に取り組んでいくことが大切なのです。
さらには、
国語力、算数力の「基礎」ができていることで、
理科・社会の学習の「土台」も作られます。
理科・社会の問題の中にも、
数の理解が必要な問題(理科なら、主に物理・化学系の実験にまつわる計算問題・社会なら、資料の読み取りや地図の問題など)や、
文章を読む力・書く力が要求される問題(長めの設問文や、記述系の問題など)があるからです。
ですから、
特に、小学校低学年の時期は、
まずは、基礎となる「読み書き」や「算数の概念・計算」を身につけていくことが重要です。
理科・社会の内容の学習については、
教科書や、参考書などにとらわれずに、
(つまり、「試験に出るかどうか」などという細かいことなどは気にせずに、)
身の回りで、興味をもったことを、
マニアックに深掘りしていくと良いでしょう。
中学受験を予定している小学生の皆さんでも、
理社における「受験仕様」の学習は、
高学年になってからでも、十分に間に合います。
「お勉強」という意識にならないところで、
どんどん「興味を持った分野の知識を身につけていく経験」をしてみてください。
そして、毎日の「勉強」は、
国語、算数を中心に、
繰り返し、繰り返し取り組んでいきましょう。
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