自学自習の中ででてくる「分からない箇所」は、指導で理解に変えていきましょう。
本日も、四ツ谷アドバンスクラスでした。
「みなおし」教材に取り組む際に、
着実に、「ヒント」の数が減ってきています。
繰り返しの学習の中で、「何が正解か」を理解してきている証拠です。
次のステップは、
教材の提出前に、解答の精度を高めていくための「確認」をしていくことです。
毎回の宿題教材の提出から「解き直し」までは、少しタイムラグがありますから、
次回、次々回、どうなるでしょうか。
楽しみです。
「知らない」ことは、まずは理解をしてから。
アドバンスクラスでも取り組む「練習帳」などの教材は、
ひとつ前の理解を土台に、着実にステップアップをしていける教材です。
それまでに取り組んだ教材の理解がしっかり定着をしていれば、
次に取り組む学習が、まだ学校でも習っていない「初見」の問題だったとしても、
自力でも、理解を積み重ねていけることを目指して、設計されています。
ご家庭でも、一人で学習を進めていけることを、ベースとしているので、
学習は、基本的には「自学自習型」です。
ですが、それは、あくまでも「理想的」な状態であって、
当然、初めて学習する分野について、「どういうことだろう?」という疑問が生じたり、
「いまいちよく分からないな」と、立ち止まることもあっても、おかしくはありません。
(もし、そういう状態が全くないのだとしたら、極端な話、学校で勉強をしているだけで、何の問題もなく学力を積み重ねていくことが可能なはずです。)
ご家庭の学習で、分からないところがでてきた場合も、
「教えてはいけない」ということではありません。
お父さま、お母さまが、お子さまの学習に関わること自体は、
特に小学生のうちは、ご家庭での有意義な学習につながります。
どちらかというと、
「教える」というよりは、
「一緒に考える」というスタンスの方が、より良いようにも感じますが、
そこは、各ご家庭のスタイルや、親子の関係にもよることでしょう。
ただし、
「どう教えるのがベストなのか分からない」
ということも、あるかもしれません。
自分が理解して答えを出せる、というのと、
初学者にも理解しやすいように教える、というのでは、
大きな違いがあるからです。
「低学年の算数くらい、誰でも教えられるのでは」
と思っていた時期が、私にもありましたが、
その実、低学年の算数、非常に奥深いです。
もし、教え方に困った時は、
ぜひ、お気軽に「家庭学習記録表」とともに、ご連絡ください。
お教室で、個別に(あるいは一斉に)指導をするほか、
例えばブログなどでも、考え方について紹介をしていくこともできます。
家庭学習を進めていく上での「困った」を解決できるお教室であることを目指しています。
小学校高学年、そして中学以降の数学に進んでいく上でも
「つまずき知らず」となるための、低学年の算数の学習。
ぜひ、ひとつひとつの理解を確かめながら、
着実にステップアップしていきましょう。
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