勉強を楽しむために、どんな「勉強法」よりも優先したい大切なこと。
本日は、アドバンスクラスでした。
「月3回」と「お振替」のクラスだった今回は、
やや少人数でのお教室でしたが、
それでも、
質問の手があがったり、
「できました!」のお声が飛びかったりする、
活気あるお教室でした。
難しい問題に取り組んだ結果、「疲れたー!」という声も聞かれましたが、
同じような問題が、
近い将来、自力でサクサク解いていくことができるようになるはずです。
そうなった時に、
また、「成長」を実感しますね。
どんどん、レベルアップを目指して学習を積み重ねましょう。
勉強を楽しむための「大切なこと」
さて、今回のブログ記事では、
あらためて、
楽しくお勉強するための「大切なこと」について、ご紹介していきます。
今回ご紹介する、「大切なこと」は、
「夜はぐっすり、朝はシャッキリ。」です。
つまり言い換えるなら、
「質の良い睡眠を、しっかりとりましょう」
ということです。
「寝る子は育つ」という言葉があります。
このように、昔から伝え続けられている言葉の中に、
「真理」が含まれていることが、あるようです。
前回ご紹介した「食事」と、今回の「睡眠」は、
効果的な「学習」を目指す上ではもちろんのことですが、
勉強に限らず、
成長を目指す場合や、高いパフォーマンスを出そうとする場合には、
必要不可欠だと、考えています。
ご参考までに、私、藤田の学童期〜学生時代の睡眠について、(記憶にある限りで)ご紹介します。
あくまでも、いち個人の事例でしかありませんが、
私自身が小学生だった時分の就寝時刻は、
小学校2年生まで…20:00就寝
小学校4年生まで…20:30就寝
小学校6年生まで…21:00就寝
で、
小学生の時は、上記の明確な「消灯時刻」が決まっていました。
ちなみに、
起床時刻は、だいたい6:30〜7時前でした。
また、中学以降は、消灯時刻は決まってはいませんでしたが、
中学時代は、それでも22時すぎには就寝、
高校時代は、18時前に帰宅し、夕食まで睡眠、そして基本的には、日付が変わる前には就寝、というスケジュールでした。
起床時刻は6時台の前半でしたが、とにかく睡眠時間が足りなかったので、学校の授業と授業の合間や、通学の電車内でも寝ることがあったことを、覚えています。
おそらく、
一般的な平均値からしても、「よく寝ていた」ほうだと思います。
もちろん、必要な睡眠時間には個人差もあるでしょうから、
一概にこのくらいの睡眠時間がベスト、というわけではないとは思います。
ですが、
(少なくとも私がそうでしたから、)10時間以上の睡眠時間が「必要」なお子さまも存在する、という一例ではあります。
ちなみに、「必要な睡眠時間がどのくらいか」についてを考える上で、参考になる視点があります。
それは、(たとえば、お休みの日など)早起きする必要がない日に、
平日よりも起床時刻が遅くなってしまうかどうか、を見る、ということです。
もし、休みの起床時刻が、平日と比べて遅くなってしまうとしたら、
それは、(老若男女を問わず)慢性的な睡眠不足の状態にあるサイン、と考えてもよいのではないでしょうか。
一説によると、
(これは成人の事例ですが、)
6時間睡眠を1週間続けたの後の脳波の状況は、
お酒に酔っている状態と変わらなかった、などという実験結果もあるそうです。
勉強の前にお酒を飲む、という方も珍しいとは思いますが、
睡眠不足の状態でお勉強をするのは、お酒を飲んで勉強をするようなものだ、と考えたら、
その効率の悪さについて、感覚的に理解できるのではないでしょうか。
お勉強をふくめた、日中の活動の効果を高めるためにも、
まず大切なのは、
「充分な睡眠時間を確保する」ことです。
それが、どんな素晴らしい勉強法や、
優秀な教材に取り組むか、よりも、最優先して整えるべき項目です。
ぜひ、日常の生活リズムを作る上での、
ご参考にしてみてください。
「睡眠」については、これだけでは書き足りないところがあります。
もう少し補足したいことがありますので、
次のブログでも、睡眠について書いていきます。
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