国語の「文章読解」に苦手意識を抱えている人に
明日は、四ツ谷アドバンスクラスです。
6月、最初のお教室は、四ツ谷アドバンスクラス。
学校が再開した中で、疲れもあるころでしょうが、
そのような中でも、無理なく、メリハリのある学習ができたらいいな、と思います。
四ツ谷アドバンスクラスの皆様、明日もよろしくお願いいたします。
国語の文章読解に苦手意識を抱えている人に。
「国語の文章問題が苦手だ」という人がいます。
まず、文章を読むことが難しい。
そして、設問を読んでも、どうやって答えを出したら良いか分からない。
そんな状態だと、文章読解に取り組むこと自体、なかなか億劫になってしまうことでしょう。
しかしながら、国語の文章読解(説明文・物語文・随筆・鑑賞文など)には、
答えを出すための「ルール」があります。
そして、それらのルールを意識しながら、多くの文章を読んでいくことで、
少しずつ、「読解力」が身についていきます。
これから複数回に分けて、
「国語の文章読解問題」が、どのように構成されているか、についての
「因数分解」をしていこうと思います。
文章題における「設問」のタイプは3つに分かれる。
まず、お手元の、国語の文章読解問題を見てみてください。
ひとつの文章に対して、設問がいくつかあるはずです。
(その設問の数は、問題によってまちまちです。)
その、いくつかある設問は、
今から挙げる「3つのタイプ」に分類することができます。
文章問題の3つのタイプ、
それは、
①漢字・文法問題
②選択式問題
③記述式問題
です。
え?わりと当たり前のことを言っているだけじゃない??
ご明察。そうなんです。
実は、国語の文章読解は、そのくらい「シンプル」なものからできているのです。
多くの方が、「そりゃ、そうじゃん!」と思うような内容で、
国語の文章問題を「解剖」していきます。
そうすることで、
国語の文章読解という「大きな肉の塊」を、
一口サイズに小さく切り分けて、美味しく召し上がっていただこう、という趣旨で、
じっくり、書き進めていこうと思います。
文章読解の問題を3つのタイプに分けてみると、
それぞれのタイプに「得意」「不得意」があることに気がつくかもしれません。
例えば、
「①漢字」は、わりと正解もできるけど、「③記述式」がさっぱりだ、
とか、
「②選択問題」は、答えを書いたら半分くらいは正解している、
などといった具合です。
そうすると、
それぞれのタイプごとに、目標を設定することができます。
例えば、
「①漢字」は、全問正解を目指して勉強しよう。
とか、
「②選択式問題」を「③記述式問題」より先に考えるようにして、まずは全問解答するようにしよう。
といったようにです。
漠然と、「国語の文章読解」と考えるよりも、
何か、見えてくるものがありませんか?
それぞれのタイプの問題の学習の方法や、問題に答える時の「コツ」について、
ここから複数に分けて、まとめていきます。
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