「予習」と「復習」どっちが大事?

明日は、四ツ谷アドバンスクラスの日です。

 

四ツ谷クラスの皆さん、

明日も、集中して学習を進めましょう

 

今週分の「宿題」は、前週と比べると、ページ数としては少なめでしたが、

1ページ、1ページが、しっかりと「やりごたえ」があったはずです。

 

理解が、曖昧だと判った箇所については、

明日の学習の時間で、あらためて確認をして、理解に変えていきましょう

 

 

勉強は、「予習」と「復習」どちらが大事?

 

アドバンスクラスで学習を進めていくと、

 

学校で勉強をする内容を、

お教室や自宅で、先に学習することがあるかもしれません。

 

あるいは、反対に、

お教室などでも、

学校で学習した内容について、

あらためて学習することもあるでしょう。

 

前者を「予習」、後者を「復習」というふうに捉えた場合、

どちらの学習が大切なのか、と考えることもあるかもしれません。

 

ですが、

大切なのは、学習を積み重ねて、理解を深めていくことであると考えたら、

なにも学校の授業を基点として「予習」「復習」を考える必要もないのです。

 

 

学びのステップを、より本質的に考えたら、

誰にでも、まず「初めて学ぶとき」があって、

その後に、繰り返し、繰り返し「理解を深めていくための学習」をすることになります。

 

「初めて学ぶとき」が学校の授業であれば、

もちろん、その後の学習は、全て「復習」となりますが、

 

「初めて学ぶとき」がご自宅やお教室であったとしたら、

その後の学習である「復習」に、学校の授業も含まれることになります。

 

学校やお教室によっては、「先取りをしないように」といったメッセージを出しているところもあるようですが、

「初めて学ぶとき」を学校の教室で迎えなければならない、という決まりは、そもそもありません。

 

興味を持ったことについて、

自発的に学びを進めていくこと自体は、学ぶという権利のひとつですから、

学校や先生といえど、それを妨げることはできません。

 

ですから、

「学校の授業」を基準に「予習」「復習」を考えるのではなく、

どこかのタイミングで「初めて学ぶとき」があり、

その後、いかにして「復習」を繰り返すか、を大切にした方が良いです。

 

大切なのは「繰り返し学習」をすることです。

これが、確かな学力をつけるためにも、もっとも効果的な方法です。

 

(ちなみに補足しておきますが、これは、むやみやたらと「先どり」をすることを推奨しているわけではありません。

学年相当の理解も曖昧なまな、訳もわからず先取りを進めた結果、中途半端な理解や誤った「クセ」が身につくこともありますし、そもそも強制された先取り学習を積み重ねれば、学習に対する興味を失う原因にもなりかねません。)

 

 

お教室での学習も、

学校での授業も、

自宅での学習も、

 

同じように、大切にしながら、

繰り返し、「復習」の機会を作るようにしていってください。

 

 

と、いうわけで、

四ツ谷アドバンスクラスの皆さん、

明日も、しっかり、「くりかえし」の学習を積み重ねていきましょう。

 

 

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藤田和彦