「子どもが自分から勉強するようになる」家庭学習の「グッド スパイラル」を作る方法

週末が、もう目の前ですね。

 

気がついたら、あっという間に1週間が経っています。

 

1日に、使える時間は限られていますから、

「何に時間を使うか」を決めることと、

その裏返しで、

「何に時間を使わないか」を決めることは、

有意義な日々を過ごす上で、非常に重要だなあということを、身をもって感じています。

 

 

お子さまが「進んで勉強する」ためには、どうすれば良いのか。

 

学習指導の仕事をしていると、

お母さまや、お父さまから、ご質問やご相談を受けることもあります。

 

先日も、このような趣旨のご相談をいただきました。

 

「息子は、勉強にも苦手意識があり、周りのお友達と比べても、「自分は、勉強できないほうだ」と思っているようです。それもあってか、家庭での学習も、「やらされてやっている感」があるように思います。母親としては、勉強の楽しさを知って、進んで勉強していけるようになってほしいと思っているのですが、そのために家庭で取り組めることがあったら、教えていただけないでしょうか。」

(※ご質問いただいた方の同意をいただき、内容を少し修正をしてあります。)

 

今日は、いただいたご質問にお答えするなかで、

お子さまが、自分から勉強するようになる、家庭学習の「グッド スパイラル」を作る方法をテーマにして書いていきます。

 

学習の原理原則「正しい方法で学習を積み重ねれば、学力は身についていく」

 

まず、大前提としてお伝えしたいのは、上記のような原則です。

そもそも勉強は、「やればやるだけ、できるようになる」ものです。

(もちろん、勉強に限らず、物事の上達は、それに費やした時間の分だけ上達していくものです。)

 

もし、勉強が「得意」で「好き」であれば、

勉強が得意で好きだという人は、進んで、勉強に取り組むようになっていくでしょうから、

当然、学習量も自然に増えて、

結果として、学力も着実に積み上がっていきます。

 

いわば、学習における「グッド スパイラル」の状況です。

 

 

反対に、勉強が「苦手」で「嫌い」だったら、

勉強が苦手で嫌いだとしたら、そんな勉強を、進んで取り組もうとは思わないでしょうから、

学習量も少なくなりがちです。

結果として、学力の伸びが限定的になり、

テストを受けるごとに、その苦手意識がより強まっていくかもしれません。

 

これでは、学習における「バッド スパイラル」の状況にあると言えるでしょう。

 

 

学習の「バッド スパイラル」から脱却するには。

 

このような観点からご質問者の息子さんについて考えると、

まさに、学習に関して「バッド スパイラル」に陥っていると言えるでしょう。

 

この状態から、

自然に勉強を積み重ねる、勉強の「グッド スパイラル」へと流れを変えていくためには、どうすれば良いのでしょうか。

以下に、気をつけていきたいポイントを3つ挙げていきます。

 

ポイント①:テストの結果や、周りの反応を気にしない。

 

まず、大切なのは、

「テストのたびに、現状から負のフィードバックを受けない」ということです。

 

例えば、1日2日ほど、少しだけ勉強に取り組んだからといって、

一気に、見違えるような成績アップをする、というわけではありません

(もちろん、直近のテストの単元がわかっていて、その部分だけ徹底的にマスターさせるような学習をしたら、テストによってはハッキリと結果が出る、ということもあるでしょう。ただし、そうした対処療法的な学習は決して本質的ではないのと、「このくらいやっておけばいいのか」という誤解を生みかねないので、オススメではありません。)

 

ですから、

「テストの結果が、すぐに出るとは限らない」という心づもりを持っておく必要があります。

(なぜなら、人は、努力のわりに、期待された成果が得られなかったら、その努力を「無駄だった」と判断してしまうものだからです。)

 

また、同様に、

「周りの反応が、急に変わることはない」ということも認識しておく必要があります。

 

勉強に取り組むことによる学力アップも少し時間がかかるであれば、

それを、周りのお友達や先生が気づくのには、さらに時間がかかります。

 

ですから、第三者が自分のことを「見直す」のは、しばらく後になることを、あらかじめ了承しておくことが大切です。

 

そうでないと、周りからのネガティブな反応があったからと、いちいち気落ちをしてしまうことになります。

 

 

ポイント②:自分が「できる」レベルの(適切な難易度の)教材に取り組むところから始める

 

次に、大切なのは、

自分にとって適切なレベルの問題に取り組む、ということです。

 

それは、必ずしも学年相当の問題集である必要はありません

場合によっては、以前に習った単元の「復習」に取り組むことが、適切に学力を積み重ねていくための最善策であることがあります。

 

エジソンクラブの「練習帳」シリーズや「計算練習帳」「文章題」などの教材であれば、

1ページに完答する時間が5分

正答率が95%以上(90%以上)、

といった基準が、適切な教材のレベルです。

 

現在の理解が追いついていない中で、

学校の授業の予習・復習を行うことは、

時として、大変な作業となるかもしれませんから、

注意が必要です。

 

 

ポイント③:家庭学習における「自信」をつける

 

家庭学習における、最適な学習教材が定ったら、

いざ、学習スタートです。

 

まず大切なのは、「自分は、宿題とプラスアルファで勉強をしているんだ。」という、

家庭学習に関する自信をつけることです。

 

学校で決められた宿題だけではない、プラスアルファの学習をすることで、

「ちょっとだけ特別なことをしている」という気持ちになります。

 

もちろん、「お友達は、他の学習教室やお習い事に通っている」という場合もあるでしょうが、

これは、ほんの心持ちの話ですので、厳密に考える必要はありません。

 

まずは、「家で勉強をしていること」について、

ちょっと得意な気持ちになることが大切です。

 

 

先ほど、家庭学習の「自信をつける」、と書きました。

 

「自信」という言葉の意味を分解すると、

「自分を信じる」ことですが、

「信じよう」という意志の力だけで、「信じる」という心持ちを簡単にコントロールできるわけではないのが、人の心です。

 

つまり「自信」とは、「自分を信じる」というよりも、

「自分を信じられる」状態であるということであって、

「信じられる」状態というのは、

つまり、自分に対する「信頼」があることに他なりません。

 

「信頼」とはなんぞや、ということについて考えてみましょう。

 

他者に対して、「信頼」がどのようにして生まれていくかというと、

 

それは、

「約束を守る」

という一言に集約されるでしょう。

 

他者との信頼関係を築くためには、「約束を守る」ことが大切ですが、

 

ひるがえって、自分との信頼関係を築く、つまり自信をつけるためにも

「自分との約束を守る」ことが大切なのです。

 

ですから、まずは、

「テストで100点をとる」といった、テストによってはどうなるかわからないことではなく、

「毎日、最低1ページは勉強をする」という、

自分の心がけと少しの頑張り次第で、必ず達成できることを、

「自分との約束」にすることがポイントです。

 

そして、その上で、

設定した「自分との約束」を、

必ず、守っていく。

 

そうすることで、

「自分」に対する「信頼」つまり「自信」が、

どんどん身についていきます。

 

その、「自信」は、

そのまま、そのお子さまの「たたずまい」になって表れてくるようになり、

それが、学業だけでなく、

他の様々なシーンにおいても、良い流れを生むようになります。

 

 

抽象的な表現になってしまいましたが、

学生時代、私自身がそのようなことを経験しています。

 

朝、少しだけでも学習をしてから学校に行った日は、

「なんか良いことが起こる」ような気がして、

実際に、そんな日の方が、良いことが起こったりもしたものです。

 

いま考えたら、1日をスタートする心持ちが違ったのでしょう。

毎朝の数分の学習が、その日の良い出来事を「引き寄せて」いたのです。

 

 

最初は「ゴール」を意識していなくても良い。

 

勉強の「グッド スパイラル」に入るためのポイントを、3つのステップでご紹介しましたが、

 

「成績が上がる」ための勉強のはずが、

「良いことが起こるため」にするものという、ともすればオカルト的な話になってしまっていて、

「それでいいの?」と思う方もいらっしゃるかもしれません。

 

ですが、それで良いのです。

むしろ、「それが良い」のです。

 

 

「100点を取るため」だけの勉強は、

そこに至るまでの、「失敗」の数を数えていくことになります。

 

そして、テストを毎日やるわけでもないですから、

日々の学習に「マル」がつけられるのは、少なくともテストがあるまで待たなければなりません。

 

反対に、「毎日の1ページの学習で100点を取るように」とするわけにもいきません。

問題は、間違えるのが普通ですし、

少しくらいは間違えるような問題にも取り組まないことには、そこには学びが無いことになってしまうからです。

 

 

「本来の目的のため」に、一直線に進んでいくだけが正解ではないはずです。

 

毎日、「取り組めた」ということ、それ自体に「マル」をつけて

心持ちも軽やかに、毎日を過ごしていっていれば、

遅かれ早かれ、学校での成績にも変化が出てきますし、

ご家庭での学習の風向きも、変わっていくでしょう。

 

 

まずは、毎日の「できた!」を大切に、

楽しく学習に取り組んでいくこと、

 

それが、「進んで勉強に取り組む」という勉強のグッド スパイラルを作る、

最大のポイントなのです。

 

 

 

 

来月から、四ツ谷でオープンする学童型の学習教室「四ツ谷アドバンスクラス」について、

明後日、お教室に通う生徒さん、保護者の方向けの、説明会を開催いたします。

 

学童型 学習教室「四ツ谷アドバンスクラス」説明会

 

日時:1/19(日) 13:30〜15:00

   2/2(日) 13:30〜15:00 

会場:そろばんToz四ツ谷(新宿区三栄町25)

参加費:無料

 

新たに、四ツ谷にオープンする学童教室、四ツ谷アドバンスクラスについて、保護者の方に向けた説明会を開催いたします。

当日は、学童教室の説明とあわせて、小学生の低学年までに身につけておきたい学習の習慣を作るコツや、日常学習についての質疑応答などの時間も設けております。

お菓子をめしあがりながら、お子さまの教育について、ざっくばらんにお話いただける会です。

お子さま連れのご参加も可能ですので、お誘い合わせの上、お気軽にお越しください。

 

四ツ谷アドバンスクラス、説明会のお申し込みはこちらから、

必要事項をご入力の上、お申し込みください。

 

 

来年度の放課後について考えている、みなさまのご参加をお待ちしております。

 

 

 

学童型 学習教室 「四ツ谷アドバンスクラス」

四ツ谷アドバンスクラス、体験教室の詳細はこちら

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