ご家庭で効果的に学習を進めるための習慣

今日の都内は、よい天気で、寒さも少しやわらいでいます。 

 

こんな日は、放課後もお外で遊びたいという気持ちになりますね。

 

たとえば公園で、遊びを自由に考えたり

学年が違う子どもたちで、ちょうどよいルールを決めて遊んだりするのは、

問題集に取り組む学習よりも、創造性を刺激し、結果的に学ぶ力にも繋がっていくような気がします。

 

すでにルールが決められたゲームやアプリではなく、

子どもたちだけで、遊びを企画するという機会は、貴重だと思っています。

 

もし、皆様のご自宅の周りに、そういった遊びの環境があったり、

一緒に遊べるお友達がいたら、

非常に貴重な環境にあると、言っても良いかもしれません。

 

 

ただし、

「遊びをやっているだけで良い」というわけではなく、

最低限の学習の積み重ねも、今後の学生生活を考えた時には重要です。

 

本日は、

効率よく、学習を習慣化し、

効果的な学習を積み重ねていくための、ご家庭でのルールの例をご紹介します。

 

ご家庭で効果的に学習を進めるための習慣

 

これらは、私、藤田の小学生の時に決まっていたことや、

現在アドバンスクラスに通うお子さまで、スムーズに学習を積み重ねていっているご家庭で取り組んでいることから、

オススメの習慣をピックアップしてみました。

 

効果的な家庭学習の習慣①:朝の5分〜10分の基礎学習

朝、起きてから、学校に行く前の5分から10分ほどの時間を使って、簡単な基礎学習をします。

寝ている頭をシャキッとさせる効果もありますし、何よりも、この毎日の積み重ねが大きな差になってあらわれてきます。 

 

効果的な家庭学習の習慣②:遊びは宿題を終えてから

学校が終わって帰宅してから、何よりも先に学校の宿題を終わらせるというルールです。

夜遅くに、宿題をやらなければ、と苦しむ必要もなくなる他にも、

「早く遊びたいから」と急いで宿題を片付けようとするため、スピード意識が身につきます

 

効果的な家庭学習の習慣③:テレビ・ゲーム・YouTube等は1日30分

適切な学習時間が確保できないことの原因のひとつに、

「テレビ、ゲーム(スマホ・タブレットなども含む)、YouTubeなど」の時間が多くなっていることが挙げられることが多いです。

それならば、と、あらかじめ、テレビやゲームの時間を制限する、という考え方です。

 

反対に、

・子供部屋に(居間とは別に)テレビがある

・スマホやタブレットを、子どもが自由に使えるようにしてある

といった環境にあると、無制限でテレビやゲームに時間を費やしてしまう環境が整ってしまいます。

 

テレビは、あったらあったでいくらでも観続けることができてしまいますが、

無かったら無かったで困るかというと、決してそうではありません

全く無くすことまではせずとも、コントロールが大切です。

 

効果的な家庭学習の習慣④:ご家族で「勉強の時間」を作っている

たとえば、「日曜日の19時から20時は、家族で勉強する時間」などと決めています。

 

子どもが宿題や学習教材に取り組む傍ら、

お父さまは英語の勉強、

お母さまはガーデニング

などと、親子で「学ぶ」時間を共有しています。

 

「勉強しなさい」ではなく、「勉強しようよ」が合言葉になります。

 

効果的な家庭学習の習慣⑤:月に数回、図書館に行く

地域の図書館には、自由に本の貸し出しをおこなっているところがあります。 

 

そんな図書館に、親子で定期的に行って、思い思いの本を借りてきます。

そして、本の貸し出し期間いっぱいまで、それぞれが借り的た本を読む、ということを、ご家庭の文化としています。

 

どんな本を借りるかは、それぞれの自由です。

気になった本を借りるので、自然と読みやすいですし、結果的に、様々な知識や、国語の読解力が身につきます。

 

 

いかがでしたでしょうか。

もし、ご家庭でも取り組めそうな習慣があれば、ぜひ、取り入れてみてください。

 

ちなみに、これらの習慣を、小学校高学年になってからスタートしようとした場合、

お子さまとの話し合いのもと、しっかりと下準備をした後でないと、なかなか導入が難しいです。

 

いちばん簡単なのは、小学校への進学とともに、「こういうルールね」と、ご家庭のルールにしてしまうことです。

 

新1年生となるお子さまのお父さま、お母さまは、

こうした学びのルールづくりについて、我が家ではどのようにしていきたいか、ご夫婦で意識あわせをしてみてください

 

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藤田和彦