授業で学習した内容を「その日のうちに」復習するために効果的な2つのタイミング
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新しい週がスタートしました。
今週は、土曜日に高田馬場でアドバンスクラスがあるので、
その準備も、着々と進めています。
(そして、あさって水曜日は、四ツ谷アドバンスクラスです。)
学校によっては、今週で1学期が終わって、夏休みに突入するところもありますね。
学校の授業も、テンポよく進んでいるところだと思いますが、
ひとつひとつ、授業の内容を理解しながら、学習を進めていきましょう。
授業の内容は、「その日のうちに復習」。しかし、どうやって?
学校の授業で学習した内容を、よりしっかりと「理解する」ためには、
学んだ内容について「復習」をすることが大切です。
と、このようなことを書けば、
「そんなこと、当たり前じゃないか。」
という声が聞こえてきそうです。
おっしゃる通りで、
「復習の大切さ」については、
私が言うまでもなく、さまざまなところで、繰り返し語られている「セオリー」のようなものです。
皆さんも、これまでにも、
「復習することの大切さ」について、聞かされてきたかもしれません。
誰もが聞いていて、知っている「復習」についてですが、
実際のところ、多くの人が、授業を受けてから、その日のうちに復習に取り組めているわけではありません。
なぜならば、
学校が終わって、家に帰ってからは、
習い事があったり、
友達と遊ぶ約束をしていたり、
見たいテレビがあったり、
やりたいゲームがあったり……、
と、
とにかく、小学生の皆さんも「忙しい」日々を送っています。
そんなわけで、
学校の授業について、効果的な「復習」ができている人は、むしろ少数派だと言えるかもしれません。
では、その「少数派」の人たちは、
帰宅した後、机に向かって、
その日の教科書を開いて、ノートを開いて、
授業の内容について、じっくり「復習の時間」をとっているかと言うと、
けっして、そういうわけではありません。
「さあ、今から復習するぞ。」と身構えることなく、
その日の学習の内容を、さらっと復習する、
そのタイミングと方法について2つ、ご紹介します。
復習のタイミング①:授業が終わった直後、その時間の学習の内容を、ざっと復習する。
まず、復習のタイミングとして最適なのは、
授業が終わろうとする、まさにその時です。
授業の終わりがけの数分の時間に、
その時間で学んだ内容を、ざっと「思い返す」ことをします。
「この授業では、どんなことを勉強したかな」
と、ついさっき学んだことを「思い出そう」とする意識を持ち、
授業ごとに、それを習慣にするだけでも、
学習の効果は、飛躍的にアップします。
勉強が得意な人が、
無意識レベルで、こっそりやっていたりする習慣です。
復習のタイミング②:帰宅後、夕食時の会話でその日の授業の内容を話す。
授業当日の復習のタイミングの2つ目は、
夕食時の食卓で、その日にあったことを話す中で、学習内容を復習するということです。
もちろん、
「その日にあったこと」は、授業のことに限られません。
1時間目から6時間目までの授業の内容を、思い返してお話をしなさい、というのは、むしろ苦痛になりかねませんから、
夕食どきを、その日の「報告の時間」とするわけではないことは、念のため補足しておきます。
あくまでも、「楽しい雰囲気の中」がポイントです。
授業の内容に限られない、「その日にあったこと」を話す中でも、
授業であった出来事(それは、「先生がこんなことを言った」「お友達がこんなことをした」という、学習とは直接関係なさそうなことでも)についても、話をして行く機会を設けることが、
気づかぬうちに、「復習」を積み重ねる習慣と、なっていきます。
食卓での会話は、大切なコミュニケーションの機会です。
食卓での会話は、
学習内容の復習だけでなく、
親子のコミュニケーションの場としても、とても重要な役割を持っています。
学校で、どんなことがあるかを、気軽に話せる機会があることは、
安心して、学校生活を送ることにもつながるはずです。
逆に言えば、
夕食時など、できるだけ、食事の時間は家族で合わせることが理想です。
(お仕事の都合で、平日の夜、一緒に食事をとることが難しかったとしたら、せめて週末だけでも、一緒に食事をするようにします。)
そして、食事の際は、
その日あったことや、
最近、気になっていることなど、
親子でたくさん、お話をするようにしてください。
高級レストランでのコース料理を食べる際や、
(ここ最近は、飲食店全般での外食の際など)
会話をしながら食事をできない場合は、やむなしとして、
ご家庭で食卓を囲む際は、
学習内容の復習だけでなく、
ぜひ、たくさんお話をして(食べ物を口に入れながら喋らないことは、注意が必要ですが)、
親子でコミュニケーションをとっていってください。
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