「なぜ、勉強するの?」に、わりと短期間で理解できる答えもあります。

本日は、四ツ谷アドバンスクラスです。

 

今日は、気持ちの良い天気ですね。

この天気にあわせて、気持ちの良い学習の時間を、つくっていけたらと、思っています。

 

 

「何のために、勉強するの?」

 

この素朴な疑問には、いろいろな答え方があるでしょう。

 

将来の仕事のため

将来の「学ぶ力」をつけるため

人生を充実させるため

 

こういった、「将来のため」という視点は、

個人的に、とても大切だと感じています。

 

ですが、それらは、

大人になった今だからこそ、見えることであり、

今だからこそ、実感として語れることでもあります。

 

 

 

ただ、それらは、あくまでも、そんな経験をした「大人」目線での話なので、

 

子どもからしたら、「ふーん、そんなもんかな。」と思うことしかできないでしょうし、

実際に、その言葉が「わかる」のは、それこそ10年以上たってから、かもしれません。

 

 

そこで、もっと手っ取り早く、「勉強する意味」がわかる方法も、あわせて提示しておきたいと思います。

 

シンプルなことですが、

「勉強が分かった方が、学校の『楽しみ』が増える。」

これは、言ってしまえば当たり前のようなことですが、忘れがちな事実です。

 

 

同じ、学校の授業でも、

「分からない」まま進んでいくのと、

「分かった」状態で受けられるのでは、

その時間の充実度が違います

 

 

授業の内容が理解できるようになると、

より、発展的な内容まで、自分で考える「余裕」ができます。

 

そうすると、さらに積極的に、授業を受けることができるようになります。

 

 

少なくとも、小中は義務教育であり、

現行の学校制度においては、朝の9時前から夕方の15時ごろまでは、学校で過ごすことになっています。

 

学童期の時間は、大人のそれよりも体感時間が長いです。

つまり、小中学生の9年間というのは、大人の9年間とは同じではありません

 

その、少なくとも(子供にとっての)9年間」という長い年月の平日日中を、

「つまらない」時間として過ごすのか、

それとも、「充実した」時間として過ごすのかは、

 

「将来」のことを引き合いに出すまでもなく、結構重要なのではないでしょうか。

 

 

「なんで、勉強しなきゃいけないの?」と言う場合、

お子さまは、勉強が簡単すぎて退屈しているか、

難しすぎて嫌になっているか、であることが多いでしょう。

 

 

勉強が簡単で退屈している子には、

「どうすれば、面白くなるかな?」と、

新しい「目的意識」を考えてもらうことができます。

 

そして、勉強が難しい、と言う人には、

「わかるようになったら、今より楽しくなる」ということを、私が保証しておきます。

 

わかるようになれば、

新しい勉強をするのも、今より、はるかに「ラク」になります

(理解しながら、授業を受けられるからです。授業が「いきて」きます。)

これも、約束できます。

 

そのために、

今、ちょっとだけ力を入れて、

学校の勉強が理解できるまでの力をつけましょう

 

多くの場合、「勉強が苦手」というときは、

学校の勉強よりも、理解が少し、遅れているだけのことが多いです。

 

これからの学生生活の中で、

その「遅れ」を取り戻すのが、

いちばん簡単なのが、「今」です。

 

 

少しずつでも、やってみましょう。

 

必ず、学校の勉強が「簡単」になる日が、来るはずです。

 

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藤田和彦