そう見えていなくても、「学んでいる」時はあります。
もうすぐ、10月が終わろうとしていますね。
もう、ハロウィンの季節なんだな、と感じています。
今週は、目まぐるしくすぎていきました、
水曜日の四ツ谷アドバンスクラスも終わり、早くも週末です。
皆様、10月最後の、そして11月最初の週末は、どのようにお過ごしの予定でしょうか。
今週末は、アドバンスクラスはお休みです。
ですから、アドバンスクラスの皆様は、
ご自宅で、それぞれの学習を進めていただくことになります。
行楽シーズンですから、どこかにお出かけをされる方も、いるかもしれませんね。
ぜひ、有意義な週末をお過ごしください。
机に向かっていなくても。
「鉛筆、消しゴムを持って机に向かう」ことだけが、お勉強ではありません。
日常の会話の中にも、学びの要素はいくらでも転がっています。
日常の様々な出来事に対して、
お父さま、お母さまの持っている知識を共有するだけでも、
新しい学びや、発見があるはずです。
日々の、些細な出来事の中からも、
学びにつながる要素を拾い上げていきましょう。
でも、「勉強しなきゃ・させなきゃ」という感覚だと、ストレスにもなり大変ですよね。
ぜひ、新しい学びを増やしていくことを、楽しみながらおこなってみてください。
「学び」そのものを楽しむことで、
「肯定的な学習観」も身についていきます。
同じように、
机に座っている学習だけを「勉強時間」と捉えるのは、
ナンセンスだと思っています。
むしろ、ご家庭で、机に向かって学習する時間は、
毎日1時間もあれば十分でしょう。
ですが、それはイコール、
「毎日の学習時間が1時間しかない」ということではありません。
外を歩いていても、
食事をしていても、
お風呂に入っていても、
あるいは、布団の中にいる時だって、
勉強につながることを、考えていることはあります。
私自身の幼少期のことですが、
お風呂場のタイルの数を考えることも、
寝室の壁の模様から「平行」を見つけ出すことも、
昼間わからなかった、「難しい問題」を考えることも、
ふとしたときに、おこなっていました。
それらの全てが、「学習」に繋がっていたと思います。
幸いだったのは、それを両親が「遊んでいるだけ」「寝ているだけ」と糾弾しなかったことです。
(もちろん、それらの時間について「勉強してるね」と言われたことはないですが、)
「そんなに、ぼーっとしてないで」
「寝てばっかりいないで」
「勉強しなさい」
などと言われてしまったら、
それらの時間が失われていたのかもしれないな、と思います。
「勉強」というのは、いつでも、どこでもできることです。
ともすれば、
何かについて、考えたりしている時間は、
いずれも「勉強」につながる可能性があります。
そして、
そうした「考える」という行為は、
はたから見ても、見えづらいものです。
ですが、
こうした「考える時間」こそ、
学びを深めるためには、大切にしたいことだと思います。
(もっとも、それらの「考える時間」が、
受動的な娯楽にとって代わられている、ということについては、
ご家庭の中でも、「どうあるべきか」を考える必要があると思います。
なすがままにしていると、そうした外部からの「刺激」が、過剰になっているという側面もあるように、思えてなりません。)
いずれにせよ、「机に座っての学習」は、なるべく短期集中で、「濃密」に。
そして、残りの時間は、
たくさん、身体や手先や頭を動かして、
学びのための「土台」を作っていくことが、重要だと思います。
今週末も、良いお天気に恵まれそうです。
ぜひ、皆様、
学びと実りの多い、
有意義な週末をお過ごしください。
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