前回のクイズの解き方の「ヒント」です。

前回の「おかわりクイズ」について、答えを考えていきましょう。

 

特に、低学年の皆さんにとっては、

少し難しい問題だったでしょうから、

 

1日では、はっきりと正解が出ていないかもしれませんね。

 

 

今日は、この問題の解き方のヒントをご紹介します。

 

 

あらためて、昨日の問題です。

 

問)図の形を、「一筆書き」する方法は、何通りあるでしょうか。

赤い矢印まで進んだ後のパターンを考えてみましょう。

  

 

繰り返し、いくつか描いていって、

複数の「正解」を見つけている人も、いるかもしれませんね。

 

 

ですが、

「いくつかの正解」を見つけたところでは、

それが「すべての答え」かは判りません。

 

このような「何通りあるか?」という問題は、

すべてのパターンを「もれなく」数えていくことが必要です。

 

すべてのパターンを数えていくための「コツ」を紹介します。

 

一筆書きの形を、実際に、いくつも描いていく、という方法でも、正解に辿り着けるかもしれませんが、

 

もっと、正確に、素早く答えを出す「コツ」があります。

 

その方法は、

「ひとつひとつの辺(通り道)に、番号をつけて、辺を書く順番に番号を並べていく」という方法です。

 

図で説明をしてみましょう。

例えば、このように、それぞれの点と点を結ぶ線に番号をつけます。

(一番上の点は、角がありますが「1本の線」と考えたら良いので、番号はひとつだけです。)

 

 

そうすると、例えば、下の図の「解答例」の描き方は、

1、2、3、4、5、6、7、8、9

となりますね。

 

 

今回の問題は、

「1、2」までは、すでに順番が決まっていますから、

残りの3〜9までの順番を考えていけば良いです。

 

「1、2」と書き進めてきた場合、

次に通る道は「3」「6」「7」の3通りです。

 

それぞれの場合で、さらにその先、どのような通り方があるでしょうか。

 

 

今日は、「解き方」のヒントをご紹介しました。

 

このヒントをもとに、

一筆書きの描き方のパターンを、順番に考えてみてください。

 

次回、「解答編」とする予定です。

 

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