勉強がドンドン得意になる。最強の「授業の受け方」
今日は、学校の授業を、より効率的に、効果的に受けることができる、
「最強の授業の受け方」
についてご紹介します。
もちろん、学校の授業だけでなく、
塾や、お教室での授業を受ける際にも、これは有効です。
知っていると、知らないのとでは、
同じ時間、教室の机に座っていても、
後々、大きな差になって現れてくるでしょう。
授業を最大効率で受けることができる、最強の方法、
それは、
「授業の内容を、誰かに教える前提で聞く」
ということです。
ものすごいノウハウを、あっさりとご紹介してしまいましたが、
同じ時間、授業を受けているはずなのに、
成績優秀なお子さまは、
意識してか、あるいは意識しないうちにか、
結果的に、この「教える前提で聞く」ということを実践していたりします。
「教える」というのは、言い方を変えると「アウトプット」です。
知識のインプットすることは、
インプットそのものだけでは、まったくの無意味です。
インプットした知識は、
アウトプットして、初めて価値が出てきます。
昔の教えに、「陽明学」という学問がありました。
その教えの中にも、「知行合一」という教えがあります。
この教えを端的に言えば、
「知っているだけで、やらないのであれば、知らないのと同じだ。」
ということです。
この考え方は、学業においても通じるものがあります。
いくら、知識をインプットしていたとしても、
テストの際に、それをアウトプットできなければ、正解をもらうことはできませんし、
グループで課題に取り組むときも、知っていた知識を活かすことができないのであれば、それは「知らない」のと変わらないことになります。
つまり、「アウトプット」をしない(できない)ならば、
「インプット」は無意味だということになるのです。
(ちなみに、この「アウトプット」の機会を見つけることができないままでいると、
ゆくゆく「なんで、この勉強をしなきゃいけないの?人生において意味ないと思うんだけど。」と、
自分の世界を限定してしまっていることに気づかないまま、このような疑問を持つようになってしまいますから注意が必要です。)
「アウトプット」のもっとも効果的な方法は、「他者に教える」ということでもあります。
学習が得意なお子さまは、
ぜひ、学校などで、勉強を教える役を、引き受けてください。
「ちょっと、勉強が苦手なんだけど」というお子さまは、
お父さん、お母さんでも構いません、
誰かに、「今日、習ったこと」を教えられるような仕組みを、作ってみてください。
私自身、過去を振り返ってみたら、
小学校の3年生のときには、すでにクラスメートに「教える」という仕組みができていましたし、
縦割り活動の際にも、下の学年の子に「教える」こともやっていました。
今思えば、
8歳、9歳の頃から、
今もおこなっている「学習指導」のキャリアを積んできていたとも言えるかもしれません。
そんな経験があるからこそ、
「教える」ということの効果・パワーを、強く実感してきましたし、
勉強を頑張っている皆様には、声を大にして、「教える」役の価値を伝えていきたいです。
アドバンスクラスに通う皆様にも、
「勉強が得意」
「勉強が好き」
となってからは、
ぜひ、学校などでも、「小さな先生」を、目指して欲しいなと、思っています。
それが、最短最速で、学びを積み上げていくコツだからです。
お父さま、お母さまは、
ぜひ、ご家庭でも、お子さまに「先生」役をやってもらう機会を、どんどん作っていってください。
それが、お子さまの学びに対する自信をつけ、さらに、積極的に学んでいく「きっかけ」になるはずです。
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