国語の文章読解における「2つの型」。あなたは、どっち派?

昨日は、アドバンスクラス四ツ谷教室でした。

 

予告通り、国語のテスト演習と、解答解説を行いました。

 

「難しい」と感じるような問題だったと思いますが、

最後まで、粘り強く取り組む姿が印象的でした。

 

特に、文章読解の問題は、

課題文が長くて、読むだけで疲れてしまった人もいるかもしれません。

 

ただ、文章を読んで、心の中で文字を音声化するだけでなく、

書いてある内容を理解するようにしながら読んでいくことができると、

 

設問に当たった時に、「どのあたりを見返したら答えがわかるかな」ということを覚えておくことができます。

 

実は、文章読解は、短期的な記憶を使う問題なのです。

 

 

 

ちなみに、

時々言われる国語のテクニックとして、

「設問を先に読んで、あたりをつけながら問題文を読む」

という解答スタイルがあります。

 

かたや、

「問題文を読んでから、設問を順番に解いていく」というスタイルがあります。

 

 

どちらが良いか、というのは、

人それぞれになるはずなので、

まずは、いろいろと試してみて、自分のスタイルを固めていってもらいたいです。

 

 

 

ちなみに、

私自身の解答スタイルは、基本は後者の「文章を読む→設問を解く」の順番です。

 

文章を一通り読んだ際に、内容を押さえられるのであれば、

先に文章を読んだほうが全体像がつかみやすいです。

 

 

逆に、

何らかの事情で解答時間が限られている、という場合は、

設問を先に読んで、

その周辺の段落を読んで解ける問題を、つまみながら解答していきます。

 

この場合、結局、問題文は全部は読んでいない、ということになりますから、

文章全体の内容を問う問題については太刀打ちできません。

結局、文章を順番に読んでいくことになります。

 

長打性の当たりやホームラン(完答)は望めないが、

とにかく、バットにボールを当てて塁にでる(部分点を取る)ために、

「バットを短く持つ」(できそうな問題だけでも答えていく)のと同じような手段だと認識しています。

 

結果的に、そのほうが、ヒットが打てる(得点できる)かもしれませんから、

 

一概に「どちらのやり方がいい」とは言い切れません。

 

まずは、色々な解答手順があることを認識した上で、

どちらも試してみる、ということがおすすめです。

 

 

さて、

5月のアドバンスクラスはこれで終了で、

次回は、6月のお教室ということになります。

 

来週、再来週とお教室はお休みですが、

 

ぜひ、ご自宅でも、計画的に学習を進めながら、

新しい「発見」や「理解」を積み重ねてみてください。

 

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