(小学生高学年以上むけ)学校の宿題プリントにある、「味わい深い問題」について考えてみましょう。

本日、都内の学校から出されている小学校4年生の宿題を拝見する機会がありました。

 

休校期間中も学びを継続できるように、学校としても工夫や対策をしてくださっています。

 

 

本日拝見した宿題の問題は、

学校の先生が作られているオリジナル教材か、それともどこかのメーカーが作った教材なのか不明ですが、

 

(おそらく厳密に検討されていないがゆえに)なかなか、味わい深い問題でしたので、

こちらのブログで、(一部改変をしたものとして)皆さんに共有させていただきます。

 

 

問1)□の①②に入る数字をそれぞれ記入しなさい。

 

小学校3年生程度の学習で解ける内容ですので、

ひとつでも正解がわかれば、小学校3年生レベルの算数力(分数の計算)が身についていると言えます。

 

 

え、「ひとつでも」って?

 

と思われたかもしれません。

 

 

そうなのです。

この問題のミソは、

「答えが1つだけではない。」というところなのです。

 

 

ということで、あっさりひとつの答えがわかった方向けに、追加で出題です。

 

問2)上の「問1」の答えとなる①②の組み合わせは、全部で何通りあるか。

すべての①②の組み合わせを(①,②)の形で記入しましょう。

 

 

ひょっとしたら、出題者の意図するところではない問題かもしれませんが、

学校の算数には、こういった「かぐわしい」問題が混ざっていたりします。

 

 

ちなみに「問2」については、

小学校4年生程度の学習を理解していれば、正解にたどり着くことができます

 

休校期間中で、暇を持て余してしまっている小学生(高学年)の皆さん、

ぜひ、チャレンジしてみてください。

 

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藤田和彦